ＡＤバン　追突保険修理

年間約８００台の事故修理をしております。似たような修理事例が多くなりますので、今後は特殊な修理を中心に挙げていきたいと思います。

過去記事をご覧頂ければ、６０種類以上の修理事例を掲載しておりますのでご覧ください！

 

日産・ＡＤバン(Y12)の追突保険修理です。

今回の修理の問題は、平成２０年車のため、車輌時価額(保険会社のレッドブックと呼ばれる車の価値)が１５万円しかない事です

この場合、保険内容の中で、修理を前提として、対物超過特約というが契約があれば、車輌時価額プラス５０万円(つまり６５万円)まで修理費用が認められます。

後部ど真ん中がこれだけ潰れています

当然バックドアはクシャクシャです。

床下から見ると、フレーム(車の骨格)がこれだけ折れてます。

まずは、グローバルジグ修正機で骨格修正！

次にフロアと呼ばれる床部品を交換作業します。

床下面は、塗料ではなく、チッピングガードと呼ばれる耐性の強い保護材を全面塗布します

衝撃で、左右のリアフェンダーにも歪みが出ており、修正します。

シーリングと塗装作業から組み付け作業となります。

このように、対物超過特約というのは、車齢が長く時価額の低い修理車に対しまして、非常にありがたい修理保険内容となります。

今回も、何とか６５万円以内で修理する事が出来ました

松本市の自動車修理・事故修理・自動車板金塗装専門店　(有)村山自動車ボデー工場